平成の毒婦 [ニュース]
名古屋から前橋に転居して以降、帰省時に利用する交通機関はもっぱら
電車になりました。
先日帰省先から前橋に戻る際乗車駅で乗り込む電車まで時間があったので
エキナカの書店に寄って衝動的に買ってしまった新刊本。
世間の注目を浴び先月判決が下された「例」の事件をレポートし編集した内容。
この事件については新聞のニュース記事程度の情報しか把握していなかったのですが
好奇心が他人よりも少しだけ旺盛な自分にとって、非常に不思議な事件に映って
いたので、週刊誌をまとめ読みする感覚で手にしました。
今回の地裁での判決は3人の殺害を認定し被告(木嶋佳苗、以下佳苗と表記します)
は「死刑」となりましたが、佳苗に係わった男性は4名が亡くなっていたのですね。
起訴された事件以外の一人は2007年の死亡で、亡くなる数日前に佳苗が練炭を購入した
事実まで検察が抑えているものの時が経過していたがため死因との因果関係を調査する
のが困難だったようで起訴を見合わせた模様。
それにしても男目線たる私として実に不可解に思ったこの事件は、ずばり佳苗があの
衝撃的な容姿でありながら次々と男性が結婚がらみで犠牲者となっていったところです。
しかし本書を読んで更に驚いたのは、亡くなられた4人以外に何と9人もの交際相手が
登場し、しかも佳苗はすべての男性を惚れさせている。
ある時期など数名との交際を同時進行させる器用さにも触れられていました。
かといえ中には美形男子も含まれており、たとえば佳苗が金銭の要求を行わなかった
いわゆる「恋人」関係の相手は長身のイケメン。
なぜそれほどまでにモテるのか・・・
まず婚活サイトでの佳苗のメッセージは、サイトに登録してくるような男性たちにとっては
実に惹きつけられる文章の巧みさというか才能を持っていること。
その魅力的なメッセージにノックアウトされた男たちはすかさず会う約束を取り付ける。
そして実際に会うと、今度は佳苗得意の手料理で母親のような包容力と当事者(被害者)
たちより相当年下であるがための甘えを交互に使い分けて男たちを術中にはめて
いってしまう手口が綴られている。
かつて和歌山毒カレー事件で一世を風靡した「林真須美」死刑囚の行った行為が
「保険金ビジネス」と揶揄されましたが、佳苗の行為はそれになぞらえれば
「婚活ビジネス」とでも言いましょうか。
まじめな思いで婚活サイトへ登録し幸せな出会いを期待している人たちや、社会問題化
している日本人の婚姻率の低下や初婚年齢の高齢化という深刻な事態への脱却の
一助として婚活サイトを運営している事業者たちにとって、佳苗という人物が行った
行為は大変な信用の失墜であり許し難いものです。
本書では触れられていなかったのですが、佳苗が婚活サイトに掲載した、いわゆる相手
への条件を後日調べてみると、職業に関しては医師や金融業界の管理職など高収入に
限定、年齢も自分よりずっと年上をターゲットとするなどしたたかさが見えてきます。
私は男性として、というよりも人間としてその不道徳いや詐欺的行為に義憤を禁じ
得ませんでしたが、筆者の女性は否定も肯定もしていない、いえどちらかと言えば
騙される男性に非がある、というようなニュアンスの論調でした。
従って当然反感を抱きながら読み進めていったので非常に後味の悪い読後感想
となってしまいました。
ただそんな筆者も佳苗のことを擁護するようなレポを続けたにも拘わらず、佳苗本人
からは嫌われているという内容を綴った本人のブログを拝見しました。
そして本書やそのブログに釣られて、佳苗が判決を受けた後に朝日新聞社へ
送った「手記」を探して目を通してみました。
その文章力は誰もが評価する通り非常にハイレベルです。
私なぞ使ったことが無い「無聊(ぶりょう)」なる単語も登場するなど語彙力も豊富です。
しかし「人として」の観点からすると0点。
なぜなら亡くなられた方々やその関係者の人たちへの記載が一切無いからです。
もし自分が佳苗の立場で無実を訴える手記を発表するなら(普通の発想だったら)
亡くなる直前まで行動を共にしてきた人物が亡くなっている事実に対して当然
お悔やみのひと言でも触れるだろうに、と思ってしまいます。
(と主張してから、これが凡人の発想であり、その反対意見というものが多々あるの
だろうなぁ、と推測。現に佳苗を擁護いやいや佳苗に惹かれる女性たち=佳苗ガー
ルズの存在もある、と本書で触れていました)
最後になりますが、この「毒婦」が卓越した才能を持ち得ていたということは
間違いないと思います。
その才能を世の中のためになる部分で発揮していたらたとえば偉大な料理
研究家とか実業家になっていたのではないだろうか、と感じました。
人生の先輩たちが、どうして降り込め詐欺に引っ掛かってしまうんだろう、と
不思議がる前に(自分が婚活サイトに登録することはないと思いますが)
自分もその類の世の中にうごめいているあまたの誘惑にダマされぬよう
常に知識・情報を磨いてゆきたいと考える所存です。
(う~ん、何か決意表明のようになってしまった)
高速バス事故について考える [ニュース]
ブログテーマとしてタブーかとも思いましたが、高速バス愛用者であった
(直近で縁遠くなったので過去形です)私の体験が、これから利用しようかと
検討している方に少しでも情報提供が出来ればとの思いで、あえて記して
ゆきたいと考えます。
まず本題に入る前に今回の事故で不幸にも命を落とされた方々へのご冥福を
お祈りします。
また被害に遭われ現在治療されている方々の一日でも早い快復を祈念します。
さて私はこの3月まで名古屋へ単身赴任しており、概ね毎月首都圏へ帰省
していましたが、その際には毎回往復で高速(夜行)バスを利用していました。
4月からは転勤で前橋(そうです。今回の事故で重傷者を多数受け入れた病院が
ある都市です)に移ったので帰省時に高速バスを利用することはなくなりました。
また名古屋以前の居住地であった高松(香川県)や和歌山からも高速バスを利用
していたので、自称ベテラン高速バス愛用者ですかね。
マスコミでも報道されている通り高速バスの路線数はこの数年間でうなぎ登りに
増えました。(30倍だそうです)
私が利用し始めた6年前、利用していた区間ではまだJRバスしかなかったのですが、
現在は様々な会社がこぞって価格やサービスを競争しており、圧倒的に路線が
増えています。
いや正確には路線が増えたのではなく、ツアーが増えたのです。
高速バスを利用するようになってしばらく経ってから知ったことなのですが、
高速バスと言っても「路線バス」と「ツアーバス」に種類が分けられていること。
JRバスに代表されるように大手交通会社などが停留所を設置して運行するのが
路線バスであるのに対し、旅行会社などが企画してバス事業者が運行、停留所
設置の義務などを受けない=手軽に機動的にサービスを提供できるのがツアー
バス、と大まかに選別できます。(すいません、素人なので言葉足らずがあるかと
思いますが、ご容赦ください)
JRバスの肩を持つわけでは無いのですが、JRバスは運賃が高い分必ず(少なく
とも私が利用した高速バス)2名の運転手で運行し、交替で運転していました。
でもJRバスは価格が高いけどブランド力や信用力も抜群なのか、ネットで予約
する私にとってはよほど計画的に相当前から予約しない限りいつも満席状態
なのでまず乗車することができず、従って果てしなく敷居が高く感じられましたね。
それに対して名古屋-東京のコースにおいて、特に格安料金の日中ツアーだと
殆ど運転手は1名でしたね。
一度恐怖を感じたことがあります。
午前中に名古屋を出発するそのバスの運転手は出発前しきりに新宿周辺の
道路交通地図とにらめっこしながら携帯で連絡を取っているのです。
そのとき最前部の席に座っていた私はその会話が耳に入ってきましたが、
到着地点を再三確認している内容だったのでぞっとしてしまいました。
しかもその日はかなりの大雨だったため、非常に不安を覚えた私は運転手を
じぃっと監視しないわけにはいきませんでした。
(おかげで読書も居眠りもできなかった)
幸い何事もなくほぼ定刻で新宿に近づいてきた最後にやられました。
新宿駅西口停車場(そう、停留所ではありません)のメッカであるスバルビル
横にスムーズに辿りつくことが出来ず、駅前を2往復ほど右往左往して30分
近くかかってようやく到着。
結局遅延したので腹立たしかったですが、無事に着いたので胸をなでおろして
下車しましたよ。
と、今は不幸な大事故が起きたばかりで、世間が注目しているところなのでことさら
運転手の教育に余念がないことでしょうから、上のケースなどはもうあり得ないと
思います。
規制緩和のあやとでも言うか、表面上のルール(「670Kmまで1人の運転手で
OK」などという規則にはびっくりしましたが・・)だけをどうにか守って帳尻さえ合わせ
ておけば、あとは可能な限りのコストカット(実はこのコストカットが問題で今回のバス
事故では安全を無視した数えきれないくらいの法令違反が発覚したそうですが)
して格安の商品として提供・・
LCC(格安航空会社)で不幸が起きぬことを祈ります・・・
えっ!こんなものまで備わってるの・・最近のホテル事情 [地域]
なので新宿と池袋という都内いや日本でも有数の繁華街へ
久々に繰り出してその夜を十二分に楽しませてもらいました。
<この後は閑静な地域での業務が待っていますので(笑)>
ところで約2週間ほど滞在したホテルの部屋に備え付けられている
数々のものにカントリーおやじとしては度肝を抜かれてしまいました。
乾燥機付きドラム式洗濯機と電子レンジ。
電熱ポットはどこのホテルでもありましょうが、
最新型の洗濯機や電子レンジが配備されているとはびっくりでした。
因みに洗濯機の横にはズボンプレッサーもありましたね。
そしてデスクの引き出しを開けると
ご丁寧に缶切りまであります。
コンビニは徒歩3分圏内に3ヶ所ほどあるので、
この部屋で生活が出来てしまいます。
前橋のホテルを利用したときも、ノートパソコン貸出1日500円という低価格
サービスに驚きましたが、
昨今のホテル業界のサービス競争激化に一利用者としては嬉しい気もする反面、
デフレの一端を垣間見た気がして、空恐ろしくなった私はやっぱりおじさん
(いや、もう老年の域)的発想なのでしょうかね・・
P.S.わがオンボロブログも本記事で100本目となりました。
スタートしてから約2年半という超スローペースですが、
いつも皆さまにお越しいただいていることが糧となり、
ここまで積み重ねてくることができました。
この場をお借りしまして感謝申し上げます。
いつまで続くか本人としても想像がつきませんが、
とりあえず単身が続く限りは継続することでしょう・・
今後ともご愛顧よろしくお願い致します。
千駄ヶ谷駅 [地域]
転勤~引越でバタバタなため更新が滞ってしまいました。
さて3月末に名古屋をあとにして辿りついた先は群馬・前橋です。
埼玉の自宅からはかなり近くなりましたが、通うにはちょっと厳しい距離なので
単身が続きます。
よってブログタイトルも変わりません(笑)
前橋は自分にとって初めて訪れる地なので、新鮮な感覚で気づいたことを
ぼちぼちレポしていきたいと思います。
とは言え転勤先の仕事の事情で今週末まで新宿へ長期出張というスケジュールなので
現地にはまだ2日間しかおらず、単身部屋の荷ほどきもままならぬ状況。
ということで前橋レポはまだまだ先になりそうです。
さて先日新宿駅から渋谷に向かうためホームの階段を駆け上がったら、
ちょうど電車が来ていたので迷わず乗り込みました。
代々木駅を過ぎ次は原宿だからあと2駅で渋谷だな、とボンヤリ
考えていたら車内アナウンスが「次は千駄ヶ谷ぁ~」と伝えてくる。
うわっ やっちまった!
そうです。山手線と思って乗り込んだ電車は総武線でした。
新宿区に生まれ育ち、社会人としても何年かは新宿へ通勤していた私がこのザマです。
(でも実は初めてではありません。数年前も一度乗り間違えたことがありました(呆))
仕方なく千駄ヶ谷駅で降りて下り総武線が来るまでホームで待つことに・・
するとちょっと変わったオブジェを発見。
昭和55年建立と記されています。
その頃ちょうど私は学生でしょっちゅうこの千駄ヶ谷駅を乗降りしていたのですが
全く気づきませんでした。
いやいくらなんでもこんな目立つものを気がつかないはずはないので、記憶が
残っていないんだろうなぁ。
それにしてもどうして大山康晴名人直筆の将棋の駒が千駄ヶ谷駅なのだろうと、
調べたら「将棋会館」の最寄駅なのですね。
駅の由来は「千駄の稲が収穫された」と解説されています。
千駄の稲・・??知らない用語なのでちょっと調べたら、「駄」とは馬1頭が
背にする荷物を数える単位だそうなので、千駄の稲といったら相当な量
なんですね。
まあそんな駅の由来もあってかいまだに山手線の内側にある駅としては
牧歌的と言うか至って地味な駅ですねえ。(あ、千駄ヶ谷の住民さんごめんなさい。
乗降者数世界一を誇る新宿からたったの2駅めにありながら北側に新宿御苑が
位置しているため環境が抜群でとても閑静な駅ですよね)
LAST・THE名古屋 [地域]
名古屋での生活がいよいよあと1週間となってしまいました。
そこで名古屋締めくくりとして、写真は撮ったものの記事にしなかった
諸々を一気に掲載して自分の中でも区切りをつけようと思います。
まず鉄道ネタです。
名鉄線神宮前駅手前の踏切、別にどうってことないと言われればそれまでですが、
右側を走っているのがJR、左側で駅に停車しているのが名鉄線で、いわゆる開かずの
踏切なのです。
「この踏切は閉鎖時間が長時間となります。歩行者の方は陸橋をご利用ください」の
看板が立っているほどです。(よって歩道橋の上から撮影しました)
名鉄が本線と常滑・河和線の2系統、JRは東海道本線が通っている踏切なので
ここを車で通るときは勇気と覚悟が必要ですね。
これも鉄道ネタ、といっても線路も車両も見当たらない・・
実は名鉄・瀬戸線の廃線跡なのです。
ここは名古屋城の外堀(空掘)ですが、かつては鉄道が走っていて、大津橋交差点の
道路から階段を下って「大津町」という駅に辿りついた構造になっており、駅は既に
跡形も無くなっていますが、階段は手すりを含めて原形を留めた形で残っています。
廃線マニア(の私)としては堪えられないロケーションです。
お次は(得意の)飲食店ネタ。
住まいの近所にあり、時々訪れていた癒しのスポット「THE WIZ」(ジャズバー)です。
週末は生演奏、また平日はワイドスクリーンでDVD観賞ができます。
すいているときなどお客さんが持ち込んでキープしてあるDVDをリクエストしたら
見せてくれる気前の良さ。
一見高級で敷居が高そうなのですが、キュートでちょっと天然っぽい(失礼!)ママさんが
とても気さくでフランクな方なので非常にアットホームな雰囲気で、それに何といっても
価格がメッチャリーズナブルなのです。
いつだか訪れたとき、私は名刺入れをこの店で落としてしまったのですが、翌日私
あてにメールで連絡をしてくれて大事にキープしてくれていました。
因みに落としたことすら気づいていなかった私は初め迷惑メールかと思い、危うく
消すところだったので命拾いでした。(私も人から「天然」と言われています)
単なる昭和時代の古民家・・ではありません。
「食堂」です。しかも場所がふるっていてお寺の境内にあるのです。
以前、単身同志でよくつるんでいた野生児君と一緒に訪れた店で
転勤が決まった後もう一度訪れてみたのですが生憎休業でした、残念。
「昭和たずね人」の私なぞこの佇まいに魅せられてしまいます。
喫茶店のメッカ一宮のとある喫茶店ですが、お店の前にかき氷の機械が
置いてありました。(自転車の向こう側です)
撮影したのが9月中旬だったためかき氷は店じまいだったようですが、
店内メニューならまだしも店の前でのかき氷機に思わずパチリとしてしまいました。
そして最後は名古屋弁のおさらいです。
(写真の中の字が小さくて恐縮ですが)手前のクリーニング店の隣の隣が
肉店でその隣の看板にご注目ください。
「けったや」・・ちょっとユニークな店名に思えるでしょうが、自転車店です。
ではなぜ・・
自転車のことを名古屋の方々は「ケッタ」または「ケッタマシーン」と言うのです。
以上、つまらないかも知れないネタにお付き合いいただきましてありがとう
ございました。
これで心置きなく次の地へと旅立つことができます。(笑)
名古屋名物喫茶店【マウンテン】に行ってきました [グルメ・料理]
私事ですが、3月末で転勤することになりました。
従って名古屋での生活はあと2週間となってしまいました。
そこでまだ訪れたことが無いけど非常に気になっていた名古屋名物喫茶店の
(よくコメントを頂戴するrtfkさんからも以前ご指摘を戴いていた)「マウンテン」を
かつて100kmウオークを共にしたUさんと昨日訪れてきました。
実は先週も単独登頂(ここマウンテンではひとりでお店を訪れることをこう表現
するそうです)を試みたのですが、名古屋ウィメンズマラソンを観終えてから訪れ
たからなのか駐車場には他府県ナンバーの車がずらりと停まっていて、お店の
扉を開けたら観光客と思しき方々の溢れんばかりの群れで順番待ちの行列と
なっていたので諦めて帰ったのです。
そして昨日、一緒にフットサルをプレーをした後にUさんを誘って初登頂にチャレ
ンジしました。
名古屋在住期間が私よりもずっと長いUさんのこと、当然「マウンテン」は知って
おられるのかと思っていたら実はご存じ無かったので、どうして喫茶店の食事ごとき
でわざわざ名古屋市内からかなり離れた場所に向かうのかをいぶかしげに思った
ようです。
因みにこの「マウンテン」をひと言で説明するとしたら、きわものかつメガ盛りのメニュー
が盛り沢山との表現が適しているか、と思います。
さて昨日は昼の時間を随分ずらして訪れたにも拘わらず、駐車場にはやはり他県
ナンバーが何台も停まっており、また店内もかなりのお客さんで賑わっていましたが、
どうにか並ぶことなく席に案内をしてもらえました。
お客さんが退いたばかりの隣のテーブルに何気なく視線を移すと、小倉スパゲティの
残骸(食べ残し)が目に飛び込んでくるではないですか。
味がミスマッチだったのか、量の多さに挫折したのかは定かではありませんが、我々
は2時間ほどフットサルをプレーした後であり空腹だったので、ああいう行為は慎もうと
誓い合い、注文の品を選ぶ際も好奇心をそそるようなメニュー満載ですが、冒険をせず
Uさんはホワイトクリームのしめじスパを、私は事前にチェックしておいた辛口風味の
ニワトリピラフを注文。
しかしそれでも程なく運ばれてきた料理のボリュームを見て二人とも圧倒されてしまいました。
まるいお皿はバカでかくて、その上に優に3人前くらいの量で料理が盛られているので
我々の想定をはるかに超えていました。
(写真は撮らなかったのでご想像にお任せします)
さて戦闘開始、お互い無口になって食べ進みます。
目の前の食べ物を少しずつ成敗していくといった感じで、とても味を嗜むという余裕
など全くなく、ひたすら料理と闘っているといった様相です。
(かつて激辛の台湾ラーメンを食したときもこんな気分でした)
そしてどうにかこうにか二人とも完食。
食べているときはどちらもここまで辿りつくことにかなり不安を抱いていたのですが、
Uさんはスリムな体型に似合わず大食漢、私も若い頃は大食いを自負していただけ
に最近小食を通しているとは言え「昔取った杵柄」っつうやつでパス。
しかし双方ここで終わることなくその後なんと「パフェ」を注文することに・・
というのもUさん、まわりのお客さんをチラ見して「みんなパフェを食べてますねぇ」と
興味深く発言、そこで私も負けじと「じゃあ頼んでみますか」と応戦し結局それぞれが
お互い自ら第2ラウンドの火ぶたを切ってしまったのです。
(今度は撮影したのでご参照ください。標高は細長いスプーンを遥かに
越えたサイズほどです)
またしてもしばし「無言の行」。
私は写真左のいちごパフェを注文したのですが、写真でお分かりの通り、
ウエハス、生クリーム、いちごを食するあたりまでは順調に推移しました。
しかしその後のアイスクリームの部分がスプーンで掬えど掬えど底が見えず
途中幾度となく遭難しかけましたが、どうにか制覇することが出来ました。
対するUさんも登頂に成功。
お互い「まだまだ若いモンには負けられませんねえ」と妙なところで賛同し
合って自己満足に浸ったのでした。
ということで、最初は随分遠いところへの食事に不信を抱き気味のUさんも
すっかりご満悦で、私も残り少ない名古屋での思い出深いひとコマとなりました。
ここでは味の評価よりも完食したという達成感を記しておくこととします。
尾張の喫茶店は日本最強(そのⅡ) [地域]
コメダ珈琲の活躍などもあり、しばしばマスコミでも取り上げられる
ので最近では巷でもよく知られつつあるところです。
拙ブログでも何度か話題にしましたが、
http://no14ruggerman.blog.so-net.ne.jp/2012-01-09
先日仕事先の方と昼時に入った喫茶店(江南市)のメニューを見て
県外者の私としてはぶっ飛んでしまいました。
「パンとおでん」・・・・・・む、む、む、 一瞬目の錯覚かと思いまいしたが
間違いありません。
「おにぎりとおでん」や「おでんとサラダ」なる組合せもあります。
パン&おでん&珈琲または&おにぎり&おでん&珈琲・・なんとシュール
あるいはディープな組み合わせなんだろう。
これらの組合せは珈琲(¥330)に¥200の追加でモーニングサービス
として午後2時まで承っているようです。
因みにこのメニュー表の裏面は
「パンと茶碗蒸し」や「パンとおしるこ」など
アフタヌーンサービスとしてモーニングサービスが終了した午後2時から
午後4時までモーニングサービスに負けず劣らずのシュールでディープな
サービスを提供しています。
尾張地区喫茶店のサービスにノックアウトされた転勤族の単身おやじでした。
【名古屋めし】あんかけスパVSイタリアンスパ [グルメ・料理]
なごやめしの定番に「あんかけスパ」があります。
私はやはりなごやめしのひとつである小倉トーストのように餡子がかかった
スパゲティかと誤解して敬遠していたのですが、ピリ辛のあんがかかった
スパゲティであると聞いたので早速食べに行ってきました。
あんかけスパ元祖の店と言われる「ヨコイ」です。
店内はこんな感じで昭和レトロ感が満載。
(営業時間の表示がPM17:00~・・PMとくれば5:00でしょ、とツッコミ
たくなります)
一番の人気メニュー「ミラカン」を注文。
ミラカンとはミラネーズ(肉類トッピング)とカントリー(野菜類トッピング)の
両方が盛られたメニューです。
ご覧の通り赤いウインナーがこれでもかと思うくらいに入っていて、店内の
雰囲気同様にレトロ感が漂っています。何だか家庭料理みたい。
あんも期待通りのピリ辛で私好みの味でした。
ところで店内の雰囲気や赤いウインナーで象徴される味覚としてのレトロ感に
並んでもうひとつレトロを醸し出しているのがフォークに巻かれているナプキン
です。
昭和年代ではちょっと高級感のあるデパート内の食堂に行くと大抵こうだった
なぁと少し感慨に浸ってしまいました。
あ、それと提供される器具はフォーク一本なのにもレトロを感じますね。
(スプーンは出されない)
さて名古屋めしとしてスパゲティを語るとき、あんかけスパに並んでもうひとつ
忘れてはならないメニューがあります。
イタリアンスパ(または鉄板スパ)です。
スパゲティのまわりを溶きたまごで囲って、鉄板の皿に載せて出されるという
メニュー。
このメニュー発祥の地といわれる喫茶「ユキ」に行ってみました。
こちらもまた一段とレトロ感が漂う店構え。
店内もまさに昭和にタイムスリップしたかのような雰囲気でした。
じゃ~ん、鉄板がアツアツです。(といっても写真だから分からないか)
ここでも真っ赤なウインナーがてっぺんに登場しています。
そしてこちらでもフォークにナプキンが巻かれている。
たまごと麺が少し焦げてしまっているところが何とも家庭料理チックで
そんなところでも昭和感に浸ってしまいました。
ということで自称昭和オタクとしてはどちらの店でも料理の味とお店の
雰囲気によりどっぷりと昭和レトロ気分に浸らせてもらったので、大
満足でした。
追記:タイトルで「VS」を唄ったからには白黒つけねばなりません。
値段は¥900(あんかけ)対¥650(鉄板)で鉄板に軍配が上がりますが、
辛党の私としてはパンチが利いたピリ辛味のあんかけの勝利ということに
しておきましょう。
【神都麦酒】伊勢神宮詣ででの出会い [グルメ・料理]
先週のことですが、思うところがあって伊勢神宮へお参りに行ってきました。
三十数年前に高校の旅行で訪れて以来なので殆ど記憶に残っていません。
外宮と内宮に分かれていることすらよく把握もせずに出掛けて行きました。
名古屋駅から近鉄で伊勢市駅まで行きそこからまず外宮へ向かいます。
天気は良かったのですが、かなり寒いせいか思ったほど観光客(参拝者)は
見られず、また意外と外国人の割合も例えば以前名古屋城や高野山を訪ねた
ときの状況からすると、さほど多くはありませんでした。
さてこの外宮から内宮までは観光チラシによると3.5Kmとなっています。
歩けない距離じゃないなと思い、その覚悟を決めてバス停を通り過ぎようと
したのですが、そのときちょうどバスが来(てしまっ)たので寒さに心が折れ
かかっていたこともあり、吸い込まれるように乗り込んでしまいました。
しかしこれが逆に甘かった。
乗り込んだ途端運転手さんの「内宮付近は激しい渋滞となっており相当時間が
かかりますのでご了承ください」との場内アナウンスです。
確かに手前1Kmまで来たら殆ど動かなくなり、結局40分ほどかかったため
徒歩と変わらなかった。
いやあしかしこちらは凄い人出です。やっぱりメインなのですね。
でも季節的なものかここでも外国人はあまり見かけない。
不況が続いて神頼みをする人が増えているのか、なんだかんだ言っても
日本人は信心深いのですね。
御正殿を昇る階段はお参りをする人たちで満員状態で、ここで30分も
並んでようやく神頼みを済ませました。
さて帰りは内宮の入口にある観光スポット「おかげ横丁」の散策です。
伊勢神宮土産の代名詞「赤福」は長蛇の列なのでスルー。
少し歩くと「伊勢角屋麦酒」という店舗の看板と店頭のビアサーバーが
目に飛び込んできました。(嬉)
寒さよりも飲みたさの気持ちが勝り寄っていくことに・・
何種類かあってどれもオリジナルクラフトビールのようですが、名前に
魅かれて「神都麦酒(シントビール)」<¥500>をオーダー。
む、これは以前拙ブログで取り上げた知多カブトビール
http://no14ruggerman.blog.so-net.ne.jp/2011-06-25
にも似た黒ビールを少し彷彿させる香ばしい味。美味!
少し歩くとこのビールが土産用として陳列されていたのですかさず
購入してしまいました。
(このパッケージに瓶ビールが2本入っています)
(単身宅にて)
土産のパッケージには明治10年代に生まれたビールと解説されていましたが、
あとで調べてみたら、製造販売元の角屋さんは元々は味噌屋で地ビールとして
の経験は15年前からのようです。
味噌にしてもビールにしても発酵技術を要するものですからね・・
しかし最近の地ビールは、はずれが無いような気がします。
(と言ってもそれほど多くの種類の地ビールを嗜んだ訳ではないし、
また地ビールがブームだった自分が若い頃より、自分自身の味覚の
守備範囲が拡がっているとも考えられる、また味覚に優れていない
地ビールは淘汰されてしまっているのかも知れません)
神頼みに出掛けたら、おいしいクラフトビールと出会えたのでこれも
ご利益なのでしょうね(微笑)
【元気印<名古屋/大須>の象徴】スーパー『サノヤ』と隣のお好み焼き&焼そば店 [地域]
世の中は消費税率アップの方向性やら何やらで景気の悪い話題に
事欠かないのですが、名古屋の大須はいつも活気に溢れています。
大須をブラブラするだけでパワーをもらえて元気が出るのです。
そしてそんな大須の中でもひときわ元気な店がスーパーの「サノヤ」
でしょう。
まさに激安価格で、店頭にはご覧の通り、毎週末(だと思うので
すが)けた外れの特売をやっており、この日はジャガイモやニン
ジンが1個9円(税込10円)と破格の値段で陳列されているので
いつでも人だかりが出来ています。
私なぞこの低価格にほだされて単身の身でありながら、つい大量に
買いこんでしまったのでカレーとシチューを作って毎日消費する羽目に・・
それからサノヤの隣に位置する「お好み焼き&焼そば店」も驚異の低価格
です。(鈴木商店といったかな)
(下の値段表は先月撮影、上の写真は先週撮影・・どうやら10~20円
値上げした模様、ただし持ち帰りのみか・・)
ここも値段にほだされてふらふらっと暖簾をくぐってしまいました。
肉・玉子入り焼そば ¥280
(水・片づけはセルフサービス)
キャベツ満載でちゃんと紅しょうがも添えられています。
やはり私には〇千円もする村上開新堂のクッキー(前回ブログ)
より¥280の焼そばや1個¥10のじゃがいもやにんじんで作った
カレーが合っているようでした。




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