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ザ・昭和劇場レトロ飲食店の宝庫〜向島(その1) [地域]

11月12日と一昨日にオフ会へ参加しましたので本題の前にサクッと報告します。

12日はえーちゃんさん主催駅員3さんクラシックカー横浜赤レンガ倉庫展示見学

〜界隈散歩〜飲み会でした。

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クラシックカー展示は圧巻でしたが、その後の飲み会で場当たり的に入店した居酒屋

さんのクラシック歌謡曲も非常に心地よかったのです。

さる1号さんが案内された先ですがネタ元はよーちゃんさんブログだそうです。

ここでかかっていたBGMが昭和ど真ん中の曲オンパレードで、おじさん5人のハートを

鷲掴みにしてくれとても楽しいひとときでした。

いっぽう昨日はくまらさん来京歓迎駅員3さん主催オフ会で会場がちょいのりさん

勤務先の曽根ブロガーおなじみ「れんこん」。


13名が集われたにぎやかなオフ会でしたが、職場から近いにもかかわらずワタシ

のみが遅刻してしまい、くまらさんはじめ皆さんに申し訳なかったです。


くまらさんとは初対面でしたが、酒飲み上手は注ぎ上手とお見受け致しました。

金沢の和菓子も戴きましてごちそうさまでした。

ー     ー     ー     ー     ー     ー

 さてさて本題です。

ワタシの勤務場所であるとうきょうスカイツリー界隈は今や日本を代表する

観光名所となりその周辺にはおしゃれで最先端の店舗が立ち並んでいますが、

ちょっと離れた場所を訪ねると昭和の歴史を支えてきたびっくりするようなレトロ

なお店の数々がいまだ姿を変えずに頑張って営業を続けております。

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<喫茶店  カド>
テレビでよく取り上げられている名物喫茶店です。何度か足を運ぶも一押しの
くるみパンが売り切れてたり、開店前だったりとすれ違い続きでしたが、先日
ようやく訪問がかないました。

 

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店内はこのように絵画やアンティークな品々のオンパレード

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飾り物ではなく現役のラジオです。クラシック音楽が流れておりました。
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柱時計も正確な時を刻んでおります。時報も知らせてくれましたよ。
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オーナーさんいわく10Lは入る巨大やかん。隣には消火用(?)バケツ
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オーナーさんいわく昭和初期製作の輸入物レジスター
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シャンデリア
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オーナーさんおススメ<くるみレーズンクリームチーズグラハムパン>
1個300円ですが巨大なので半分に切ってもらい残りは持ち帰りました。
焼きたてなので熱くてとてもおいしかったです。
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カウンターには焼きたてのくるみパンが置かれていました。
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もうひとつのおススメ、医食同源漢方的融合の<活性生ジュース> ¥600
はちみつ、アロエ、セロリ、パセリ、グリーンアスパラ、レモン、リンゴ入りです。
スゴイ組み合わせですが意外とおいしいのです。
ただくるみパンとのセットは自分的にはちょっとミスマッチでしたわ。
くるみパンはブラックコーヒーといっしょにの方がよかったかも、でした。
そのほか写真には収めなかったのですが天井にも肖像画の数々が組み込まれてたり
圧巻はオーナーさんのお姿です。ハンチング帽に吊りズボンの出で立ちと、バロック
調のお店の雰囲気にぴったりでした。
いやあ筆舌に尽くしがたい異空間を味わうことが出来て気分転換にはもってこいです。
また来ようっと。

 
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<純喫茶   マリーナ>
 
前出<カド>のはす向かいにあるザ・昭和を代表するかのような喫茶店。 

 
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昭和時代の喫茶店定番メニューナポリタン。
サウザンドレッシングがかかったミニサラダと言い、ミニカップに注がれている
コンソメスープや粉チーズにタバスコと言い、昭和50年代当時では主流となって
いたアイテム勢ぞろいといった感じです。
 あえて昭和50年代とうたったのは昭和40年代から比較してこれらのアイテム
を揃えたことが間違いなく当時のトレンドだったからです。(と、力説しても
平成生まれの方には全くピンと来ないでしょうね。汗)

 
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こちらも定番メニューのオムライス(もちろん別の日に訪れたのですよ 念のため)
スプーンを紙ナプキンでくるんでるところに昭和の技を感じてしまいます。
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コーヒーに添えられる鉄のミニカップに入ったミルク(フレッシュ)です。
これも昭和ならではのアイテムでしょうね。
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レジ台にはピンクの公衆電話。聞いたところによると最近の若い方はこの
ダイヤル式の電話機だと電話のかけ方が分からないそうな・・・
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マリーナの数軒先には昔ながらの菓子&パン屋さんが営業を続けていました。
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さらにその数軒先には薬屋さんが店前に行商のごとく商品を陳列。

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さて最後はこのお店・・・と行きたいところですが残念ながら未訪なのです。
というのも営業時間がナゾで一応食べログなどでチェックすると2:30~
12:00  16:00~18:00となっております。
この営業時間のためワタシとしては何度かチャレンジを試みるもいずれも閉店。
店前にはカレーライス300円の表示も掲げられておりナゾに輪をかけた佇まい。
ということでこの店の入店がかなったあかつきに(その2)として報告したい
思い、ひとまず今回は終了とさせていただきます。

 

【読書週間】最近読んだおススメ本 Ⅱ《僕とニュー・ミュージックの時代 青春のJ盤アワー/泉麻人》 [本]

タイトルの本について書こうとしたのですが、その前に先日紫綬褒章を受賞された

伊集院静さんの作品を取り上げた方が話題としては旬なので割り込みします。

さてその作品とは数年前の出版なのでとうに旬を過ぎていますが、前回紹介した

「邂逅の森」に勝るとも劣らぬほどにワタシの魂を揺さぶった自伝的小説です。

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      《お父やんとオジさん》  著者:伊集院静

内容は朝鮮戦争真っ只中の韓国が主な舞台で主人公の父が幼くして戦禍に置き去り

にされている義弟を身の危険も顧みず乗り込んで助け出す、というもの。

と言った風に記載すると無味乾燥な表現となってしまい作品に対して申し訳ないです。

作品のテーマは「家族愛」ですが、戦時下の生々しい表現はまるで本の中から弾丸が

飛び出してきそうな迫力に襲われ思わず頭を隠してしまうほどの壮絶さです。

戦争が如何に残酷で愚かな営みであるか、読み進めてゆけば誰でも感じ取ることが

でき、そこからは自然体で「反戦」を意識することになるのではないでしょうか。

伊集院静氏については個人的に大ファンだった故夏目雅子さんの配偶者だったと

同時に、現在は篠ひろ子さんの配偶者である、という程度の情報しか持ち合わせて

いなかったので、線が細くて頭でっかちのインテリなのかと勝手に思い込んで

おりました。

本人は長嶋茂雄氏に請われて立教大野球部に入部した筋金入りのアスリートです。

(のちに肘を壊して退部を余儀なくされたそうですが)

先日Y新聞に紫綬褒章がらみの記事が掲載されていましたが「小説は頭で書くの

ではなく、体で書くんだ」が自らの信念であるとのこと。

こういう方が書く小説なので行間からして気合や熱気が感じ取れ、惚れ込んで

しまいます。(ハイ、偏見は重々承知の上での意見です)

          ー    ー    -    -    -    -    -

「お父やんと・・」や伊集院氏のことを書きだしたら際限なく続きそうなので

本題に移ります。 

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《僕とニュー・ミュージックの時代 青春のJ盤アワー》  著者:泉麻人

知性派ブログ「雨降りとラジオの日々」を発信されているlequicheさんが半年

ほど前ブログ上で紹介していたのに感化されて当時さっそく購入して読み

進めてみたのです。

著者が雑誌で<青春のJ盤アワー>なるコラムを連載形式で執筆していたものを

まとめて出版した形の書籍ですが、紹介している曲とアーチストは本人が実家で

所蔵しているレコードに限っている点が面白く、しかもワタシは著者と年齢にして

3歳年下なだけなので殆どの部分に共感してしまいました。

かつ同書の中では1970年代当時の事象や風俗などにも触れているのですが

氏の実家はワタシの生まれ育った街であり現在も住んでいる所なので著書の中で

登場するいくつかの固有名詞はリアルタイムでワタシも知りえている先だから

痛快なんです。

例えばそのうちのひとつに「レコード目白堂」が登場し、美人店員さんがいたと

いうくだりがありますが、ワタシもこの店で子どもの頃よくレコードを買っていた

ので鮮明に記憶が蘇ったりしました(笑)

因みに取り上げたアーチストとコラムのタイトルです。

「ゆでめん」とシャボン玉/はっぴいえんど
アコースティックな讃美歌/GARO
DOWN TOWNの風景/シュガー・ベイブ
「築地の唄」と昭和レトロの夜明け/野沢享司
Gパンからの脱却/よしだたくろう
海とゴジラと若大将/加山雄三
1977年の港区サウンド/いしだあゆみ&ティン・パン・アレイ・ファミリー
垣根の木戸の鍵/荒井由実
哀愁の西早稲田通り/愛奴
中津川の語り部たち
ビューティフルなエンジェルベイビー/平山三紀
湘南道路の「砂の女」/鈴木 茂
マンザイブームとテクノポップス/ジューシィ・フルーツ
郊外電車の夏景色/サンズ・オブ・サン
そのときセリが流れていた/石川セリ
ナイアガラの時間/大滝詠一
ポパイ少年と「普通の女の子」/キャンディーズ
1978年のディスコクィーン/岩崎宏美
ウォークマン越しのTOKIO/イエロー・マジック・オーケストラ
午前3時の東京ららばい/中原理恵
パンチ・パンチ・パンチの夜/モコ・ビーバー・オリーブ
突発性ショーケン病/井上堯之バンド
ニートな春咲小紅/矢野顕子
ユーミンの前に漣健児がいた
飛んでチャクラマンダラ/庄野真代
リクルートカットの夏に/サザンオールスターズ
現象液のニオイののする部屋/吉田美奈子
葉山の合宿所の縁側で/大貫妙子
『バンドワゴン』GBS見物記/鈴木 茂げたものです。

泉氏はどうして何十年も前の細かなことをそこまでリアルかつ正確に記憶して

いるのだろうか、と感心してしまいます。

よってアラカン世代にとっては思春期から青春時代の情景が蘇ってくること

間違いなしだと思うのでおススメですね。

またそれより下の若い世代にとってはミステリアスに感じる部分が多いでしょう

から逆に興味をそそられるのではないかとも思います。

(lequicheさんの感想がそんな感じでした)

さてそんな泉麻人氏の著書でもう一冊おススメ

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     《青春の東京地図》  著者:泉麻人   

こちらもかなり古い出版になるのですが、上記「僕と・・」を知人に話したところ

逆に紹介を受けた著書です。

これぞ地元ローカルネタオンパレードで痛快の極み。

しかも泉氏の勇気を讃えたくなったのはこのイラスト。 

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本の中に登場するのですが、よくぞこのようなイラストを万人が目にする出版物

に掲載するなあ、と尊敬してしまいます。

しかし雰囲気としてはこれ以上にないものを醸し出しております。

このイラストの本文は著者が幼少のころ幼心にも不気味さを感じていたエリア

なのです。

著者は「シライシキソ」という言葉の響きが謎めいており、ぞくっと鳥肌が立つ

とまで記しているほどなのです。

前回で紹介した<ジャンクジャングルキッズ>に登場するイラストとは対極を

なして、逆にこちらの方がインパクトにおいては勝っているかも、ですね。

ということで明日(9日)で読書週間は終了しますが、最近めっきりと読書量が

減ったワタシにとって2回に渡り書籍紹介を行ったことで自分自身が触発されて、

伊集院氏や熊谷氏のそのほかの作品を読みたくなりました。

これも読書週間の効果の一端でしょうか(苦笑)

追記:読書週間内に記事が間に合ってよかったです。(間に合ったので載せましたw)